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ステム!!山梨のマウンテンバイク・BMXショップカルノーサインドアバイクパーク

 

 

ステムとは、ハンドルとフロントフォークのコラム(パイプ)部分をつなぐパーツのことです。

 

よくマウンテンバイクショップに行くと、

このステムというパーツがたくさん並んでいて、

見た目も似ていて、違いは色?形?何が違うのかよくわからないかと思います。

 

 

もちろん重要なパーツです!

よ~く調べていくと、色や形だけでなく、寸法や素材も違っています。

・ステムの長さ(突き出し量)

・ステムの角度

・ハンドルクランプ径

・アルミやカーボン、その製造方法

・値段

 

その中で、特に重要なのがステムの長さ(突き出し量)です。

 

 

ハンドルクランプ径は規格になるので、その規格が合っていないとハンドルバーを取り付けできません。

最近の主流は35mmの太さのハンドルバーですが、

ちょっと前のものになると31.8mmの太さになります。お店でご確認ください。

 

で、ステムの長さですが、最近は32mm~50mmくらいが主流となっています。

 

 

基本的にはステムの長さが

 

長ければハンドリングは大ぶりとなりモッサリし逆に直進安定性が向上します。

また前傾を取りやすいので登りが強くなります。

 

一方、ステムの長さが短ければ、ハンドリングはクイックになり細かなラインを狙えるようになってきます。

 

 

このステムの長さの主流は(一般的なトレイルライドにおいて)、

ちょっと前までは50~60mmでした。もう少し前までは80mmや100mm以上というのが普通でした。

 

 

 

 


 

 

ではなぜこれだけ短くなってきたのかと言いますと、バイク全体の高剛性化です。

技術が進歩したことで、フレーム、ハンドルバー、フロントフォーク、ホイール(ハブ)などのパイプやシャフトの大口径化が進んだことでバイク全体の剛性が飛躍的に高まりました。

 

それによって、700mm以上のワイドなハンドルバーでもバイク全体がヨレにくくなり

ワイドハンドルバーが主流となり、特にいま現在は740mm~800mmくらいが多くなっています。

 

ハンドルバーのステムクランプ部分も25.4mm→31.8mm→35mmと太くなることで、

ハンドルバーをワイド化してもハンドルバーがしなりにくくなりました。

 

ワイドハンドルバーでもフロント周り全体がグニャグニャとヨレることが無くなったので、

ワイドハンドルバーと短い長さのステムでもクイックで正確なハンドリングによる狙ったラインを走行できるようになりました。

 

今現在はワイドハンドルバーとショートステムという組み合わせが一般的となってきたため、

フレーム側もトップチューブ長もショートステムに合わせて長めの設計となってきています。

 

で、実際じゃあ、どの長さのステムがいいの???

だと思います。

 

・フレーム寸法

・ハンドルバーの長さ

・身長(胴体と腕の長さ)

・体のやわらかさ

・乗り方

・乗るフィールドなど

 

 

 

 

様々な要素の関係性で選んでいくことになります。

ですので基本的にはバイクを持参いただきスタッフにじっくり相談いただくことがおすすめです。

 

ただ基本的には、山梨県内の許認可を得ているフィールドであれば、まず32mm~40mmくらいがおすすめです。

 

ほとんどのフィールドでは搬送やゴンドラ、リフト、もしくは自走の場合は林道登りがメインです。

シングルトラックの登りはそう多くはありません。

 

ですので一般的なトレイルライドカテゴリにおいては登りはほとんど考慮に入れる必要は無いかなと思います。

 

もし激坂のシングルトラックの登りがあったとしても

ステムの長さが短いものは単に登りにおけるスイートスポットが狭いというだけで、

その狭いスイートスポットにしっかり重心を合わせていけば登れます。

それよりもマウンテンバイクの楽しさの多くは下りだと思いますので、

ステムの長さの短いもののほうが圧倒的に下りは楽しくなります。

 

ただしステムを選ぶ際には、先程あげさせていただいた要素を考慮して選ぶ、場合によってはハンドルバーも交換もしくはカットする必要があります。

 

 

まずはご来店いただきご相談ください!!

 

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