このところランタンやバーナーのメンテナンス依頼が多く日々その対応に追われています。
今日はそんな日々に行ったメンテナンスの内容を少し紹介したいと思います。
最近多いメンテナンスの依頼内容は・・・
「オークションで買ったランタンですが整備してもらえますか?」
「メル〇リで整備済みのバーナー買ったけど点灯しなくて・・・」
「親が使って居た物を貰ったのですが整備してもらえますか?」
が特に多いメンテナンス依頼内容です。
そんな中でこちらのコールマン243は当店に来店されて一目惚れしてご購入頂いた一台で・・・。
243はベンチレーターの形から「シルクハット」の愛称で呼ばれ大変人気の有るガソリンランタンです。
キャンプ前に再度点検整備をしたいとの事でメンテ依頼されました。
ご購入いただいたファミリーにはこの243を「おじいちゃん」の愛称で呼んで貰っているそうで、相当可愛がってもらっている様子なのでこちらとしても気合入れて整備をお手伝いしました。
「おじいちゃん」・・・老体の割りに各部は元気で分解清掃&微調整ですこぶる元気になりました。
これからも「おじいちゃん」を可愛がってあげてください。
こちらはペトロマックスのHK-500の整備依頼です。
埼玉からわざわざご来店頂き整備依頼をしていただきました。
こちらのHK-500の整備はプレヒートをしっかり行っても燃焼が安定せずにスグに炎上してしまうとのこと。
全分解で確認したところHK-500には良くあるクリーニングニードルの中折れがありました。
その他も全分解の中で確認したところジェネレーターバルブ内のバネが使用による劣化で大分短くなっていました。
こちらも新品と交換!
組立後は「ゴーーーーーー!」っと良い音を立てて燃焼していました。
良くあるクリーニングニードルの中折れですが日頃からニップルの清掃をすることで防ぐことも出来ますので付属の工具でご自身でクリーニングしてみてはいかがでしょうか?
こちらは最近話題のコールマンの120thの前に大変話題になった「センテニアル」100周年モデルです。
こちらももう20年選手ですのでそろそろあちこちガタが来るころですね。
こちらも燃焼が安定せずにスグに失火してしまうとのことで全分解して確認したところ・・・・。
チェックバルブのOリングが経年劣化により痩せてしまい気密を保てなくなっていた様でした。
フューエルキャップのパッキンはまだまだ元気でしたのでOリングを新品と交換後は安定して燃焼していましたが今後も安心して長く使いたいとの事で今回は併せてジェネレーターの交換も実施しました。
勿論交換後もすこぶる絶好調で綺麗な青い炎が出ていました。
しかし・・・・センテニアルをガシガシ使えるなんて・・・素敵です!!
このサイズのストーブならバックパッキングして自転車(MTB)で野山を走ってコーヒーブレークにも使えそうですね。
この他にも書ききれない内容が有りますが今日はココまで・・・・。
ここからは「メル〇リ」「ヤ〇オク」購入で困った~と相談を受けて持ち込み頂いた子達です。
また機会がありましたら整備日記でも書きたいと思います。
今回は写真だけ載せておきます。
カルノーサキャンプでは愛着の有るランタンのメンテナンスの相談をお受けしております。
特にこれからのキャンプシーズン前やシーズンオフにはメンテナンスしておくと安心ですよ。
点火不良や燃料漏れ等々何でもお気軽にお問合せください。
出来る限り復活できる様にお手伝いいたします。
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